本屋さんでたまたま立ち読みしたこの本に再び出会いました。
7/17現在、kindle unlimitedに入っているので会員の方は無料で読めます。
思い当たる節ばかり、目から鱗のこの本を
自分の経験と照らし合わせながら紹介していきます。
何が書かれているのか
気づいたときには精神が削られてヘロヘロになっていたり
気づいたときには周りから人が消えていたり
気づいたときには周りから人が消えていたり
分かりやすく攻撃する人、気づかないように攻撃する人
「攻撃する人」の手口、そしてその心理が解説されています。
それだけでなく、ターゲットとなった人(攻撃される側)の心理、
ターゲットにされる人の特徴、
ターゲットにされた時の対処法など
読み物として大変ためになりました。
Amazonの紹介文より一部抜粋
暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、
優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、
あなたの周りにはとんでもない人が隠れているかもしれない。
本書では、精神科医として「ターゲット」にされて、
痛い目に遭った患者たちから聞いた、人を陥れる「攻撃欲の強い人」を事例で紹介。
無視することで無価値化する
高校3年生のある日、Aちゃんの見ている世界から私は消えました。
もちろん今も消えたまま。
明確な理由が伝えられることなく、趣味友達だったAちゃんは無視をはじめました。
その前日まで普通におしゃべりをしてたし、
学校帰りや休日も遊んでたし、普通に仲がよかったのにです。
その前日まで普通におしゃべりをしてたし、
学校帰りや休日も遊んでたし、普通に仲がよかったのにです。
わざと私が分からない話をし、私がいないものとして振る舞い、目も合わせない。
彼女が中心となって話を進めるため、周りは戸惑いながらもいつしか普通に。
私はまるで空気のようでした。
全く心当たりがないからこそ、
私はまるで空気のようでした。
全く心当たりがないからこそ、
何か悪いことをしたか?気に障るようなことしたか?と罪悪感でいっぱいでした。
他人を無価値化して、自分の価値を保つ
話を聞かないとか、関心のないふうを装うといったやり方で相手の存在を一切無視することによって、存在価値を決して認めようとしいない場合もある
この無視には以下のような意味があるそうです。
「あなたに対しては、何かを言う価値も、何かをする価値もない」ということを見せつけるためである。極端な場合には、口をきかず、沈黙を貫く。無視するための無視というわけである。
著者によると、無価値化によって世界を2つに分けるのだそうです。
善=価値のある存在, 悪=価値のない存在 の2つに分け、この分割によって攻撃欲の強い人は、善の側に立つことができるわけである。
存在する価値のなくなった私は彼女の中で悪であり、
これによって彼女自身の価値を保とうとした、ということになります。
これによって彼女自身の価値を保とうとした、ということになります。
私が大学で地元を離れた後は、
次々にターゲットを変え、全く同じ手口で人々を追い出していったと聞きます。
次々にターゲットを変え、全く同じ手口で人々を追い出していったと聞きます。
年上年下、その集まりに参加していた長さに関係なく・・・
歪曲して伝わる、人が遠のく、会社で起きたこと
気づいたときには同期が遠い存在になっていました。
そして、精神的にかなり消耗していました。
①同期間で私だけ誘われないことが増える
②Bさん発信の社内メールに私だけ入っていない(仕事の内容ではないので問題なしですが)
③Bさんと一緒にいた同期が私に話しかけると、Bさんは急に機嫌が悪くなり無口になる
④Bさんに意見を聞かれて答えたことがマイナスに歪曲されて他の同期に伝わる
(なぜか文面でも残され、この時だけ私もメールに入っている)
⑤Bさん主催の同期の集まりには露骨に呼ばれなくなった(私は体調不良だったそう)
⑥他の同期もBさんと一緒にいる時は私が近くにいても話しかけなくなった
(一対一だったり、Bさんがいないと普通に話す)
④くらいから違和感があり、あれ?おかしいな?と気づき始めましたが
まさか仕事の仲間がそんなことするわけがない、と思い込んでいました。
第一章で出てくる会社の先輩後輩の例や、フレネミーの例に近い、
他人の成功を壊したい、他人を不幸にしたい、という種類の攻撃だったと思います。
はっきり認識するのに時間がかかると著者は言っています。
気づいたときには確かに精神的にグッタリしていましたが、
気づいていないながらも居心地の悪さを感じていたため
同期から一歩離れ先輩たちと仲良くしていました。
(それがさらに悪循環を生んだようですが仕方ないです)
その後、私が会社を離れるタイミングで同期が教えてくれたのですが、
同期の中で中心的存在(になりたい)Bは
私が英語以外の言葉が話せること、先輩と仲がいいことが気にくわず
発言力がない自分はBに従うしかなかった、とのことでした。
そして、精神的にかなり消耗していました。
①同期間で私だけ誘われないことが増える
②Bさん発信の社内メールに私だけ入っていない(仕事の内容ではないので問題なしですが)
③Bさんと一緒にいた同期が私に話しかけると、Bさんは急に機嫌が悪くなり無口になる
④Bさんに意見を聞かれて答えたことがマイナスに歪曲されて他の同期に伝わる
(なぜか文面でも残され、この時だけ私もメールに入っている)
⑤Bさん主催の同期の集まりには露骨に呼ばれなくなった(私は体調不良だったそう)
⑥他の同期もBさんと一緒にいる時は私が近くにいても話しかけなくなった
(一対一だったり、Bさんがいないと普通に話す)
④くらいから違和感があり、あれ?おかしいな?と気づき始めましたが
まさか仕事の仲間がそんなことするわけがない、と思い込んでいました。
第一章で出てくる会社の先輩後輩の例や、フレネミーの例に近い、
他人の成功を壊したい、他人を不幸にしたい、という種類の攻撃だったと思います。
他人の幸福が我慢できず、それを破壊して不幸をもたらそうとするという点で、攻撃欲の強い人の典型である。厄介なことに、
攻撃欲のある人は、攻撃していることを周囲に気づかれないように隠蔽する達人であることが多い。さらにターゲットにされた人は自分が痛い目に合うまでは、
はっきり認識するのに時間がかかると著者は言っています。
気づいたときには確かに精神的にグッタリしていましたが、
気づいていないながらも居心地の悪さを感じていたため
同期から一歩離れ先輩たちと仲良くしていました。
(それがさらに悪循環を生んだようですが仕方ないです)
その後、私が会社を離れるタイミングで同期が教えてくれたのですが、
同期の中で中心的存在(になりたい)Bは
私が英語以外の言葉が話せること、先輩と仲がいいことが気にくわず
発言力がない自分はBに従うしかなかった、とのことでした。
両方の心理を知ることで一歩前進
この本からのアドバイスは「関わらない」と「逃げる」のみで
内容のほとんどは事例と解説です。
攻撃する側、ターゲットとなる側、どちらも
人間は多少なりその要素を持ち合わせているように感じました。
だからこそ、そこに振り切れないよう知ることが大切だと感じました。
また、ターゲットとなった私は、攻撃されてきた事実を自覚したと同時に
「いい人」「人のためになりたい」「人の期待に応えたい」に自信のなさが加わり
ターゲットとして好条件だったと自覚しました。
さらに、「自信がない」というキーワードは攻撃側にも共通することから
私自身、攻撃してしまう可能性があることが分かり、
「自信のない自分」がもたらす行動とは?
そこから卒業するには?と改めて向かい合うことになりました。
内容のほとんどは事例と解説です。
攻撃する側、ターゲットとなる側、どちらも
人間は多少なりその要素を持ち合わせているように感じました。
だからこそ、そこに振り切れないよう知ることが大切だと感じました。
また、ターゲットとなった私は、攻撃されてきた事実を自覚したと同時に
「いい人」「人のためになりたい」「人の期待に応えたい」に自信のなさが加わり
ターゲットとして好条件だったと自覚しました。
さらに、「自信がない」というキーワードは攻撃側にも共通することから
私自身、攻撃してしまう可能性があることが分かり、
「自信のない自分」がもたらす行動とは?
そこから卒業するには?と改めて向かい合うことになりました。