「これだから」を「やってやるよ」に変えた話

2020年12月18日金曜日

駐妻のもやもや

t f B! P L
Pradip KarによるPixabayからの画像

ものすごく主語の大きい話ですが、
まんまと(?) イラッとした日のお話です。
現地語をやるのは、「住んでいる国に歩み寄る」という自分のポリシーはもちろんですが
実は、ベトナム語勉強に関してこんな出来事がありました。

「これだから駐妻はー」に引っかかった理由は2つ

駐妻という言葉はとてもとても主語が大きくて、
なぜかよく出てくる言葉の1つである気がしますが
実態はもちろん、全員同じではなく様々な方がいます。

この頃の私は
そういった型に当てはめられることにウンザリしていました。

気にしなきゃいいんだけど

気にしてしまった理由は、
1.自信のなさ
2.図星をつかれた
この2つから。

どうしてよく知らない人に
「ここまで言われなきゃいけないの?」と
悔しい思いをしていました。

現地語もできない、英語も出来ない、と言われたくない

その中でも、「言葉もできないくせに」が
私の心を悲しくもさせ、悔しくもさせました。

なぜなら、おっしゃる通り、図星だったから。

今思えば大したことないんですよ。
冷静に考えれば、
語学が堪能な人はわざわざ言わないですし。
(むしろ勉強のアドバイスしてくれたりですよね)

でも当時は悔しくて悔しくて

私の場合、
アジア圏で暮らすなら困らないくらいは英語ができます。
タイ語、インドネシア語、マレー語を学びました。
インドのヒンディー語も滞在中は積極的に覚えようとしました。

ただ、どんな過去があったとしても
どんなマインドで生きていたとしても
奥さんというだけで
「現地語が分からなければこういう言い方されるんだなあ」
と改めて感じた出来事で・・・

元々ベトナム語学校に行く気だったことも相まって、

じゃあ、やってやるよ、とスイッチが入った瞬間でもありました。


本気でやってみた

毎日4時間授業+家で4時間の勉強
生活サイクル的にはフルタイムで働いているより
勉強時間は取れたと思います。

■当時の生活サイクル
7時40分 学校へ行く
12時00分 学校が終わる
12時30分 ワーク
16時30分 ワーク終了
17時00分 勉強
18時前後 夕飯を作る
19時30分 勉強
20時30分 夕飯を食べる・お風呂・休憩
21時30分 勉強
23時15分 寝る →終わらなければ 5時30分起床 勉強

ここまで平日忙しいと
人に何か言われてもどうでも良くなります(笑)

そして、目に見えて成果が表れていきました。
・勉強していくうちに、街の言葉がある程度分かるようになる
・ベトナム人の友達からのメッセージがベトナム語だけになった
・コロナ情報をベトナム語で収集できる
・情報収集の幅が断然広がった

また、4カ月上記の生活をしたあとは
ベトナム語能力評価試験の受験対策として
1カ月間、2時間ずつ週2で先生に授業をしてもらっていました。
この先生が毎回大量の宿題を出すので。。。
1日2~3時間、土日は5~6時間ずつ勉強・・・・‥

割とボロボロでした(汗)

必死にやった結果、ゆうに超えていた

勉強をはじめて1週間で
「新しいことを知る」のが楽しくて楽しくて!
あの悔しさ、イラッとは、すっかり頭からなくなっていました。

試験の前くらいだったかな?
ごちゃごちゃ言っていた人のSNSを開いてしまいました。
それまで距離をとろうと思って、1度も開かなかったのに。

そこには相変わらず勉強アピール写真がありましたが
その写真の文字を見た時に「え?このレベル?」と驚きました。

むしろこのレベルで、〇年勉強してて~と言ってきてたの?
難しいって載せてる文章、普通に読めるんだけど・・・

私自身マウントを取りたいわけではなく、
ただただ拍子抜けしてしまいました。

私は一体何に傷ついていたんだ?と。

胸張って言える「やった」は達成感でしかない

これだけは胸張って言えます。

「割と本気で頑張りました」

長年継続して勉強されている方、留学されている方、
同じ期間勉強してももっともっとレベルが上の方は多くいます。

ベトナム人との会話量が全然足りず
会話については本当にヘナチョコです。

そんなへなちょこでもですよ?

ただイラッとして傷ついていた頃と
勉強という経験した後では大きな変化が表れました。

それは自信です。

ちなみに

30歳超えたから覚えられない
難しい言語だから
時間がないから
マイナーな言語勉強する意味がない・・・・

そんな言い訳は一切封印していました。


「トータル半年、かなり真剣に向かい合った」と言えるほど
達成感と自信を得ることができ

自分自身の引き出しが1つ増えました。

自分の知識や経験となっただけでなく
これこそまさに「虫の来ないところまで上ればいい」の話!
とこんな形で体感するとは思いもしませんでしたよー!

やるかやらないか、 それだけですね。

QooQ