【3】夫の出張が辛くてカウンセリングを受けた話【海外在住】

2019年10月2日水曜日

メンタル安定 海外生活 夫の出張と向き合う

t f B! P L
海外在住、夫と2人暮らし。夫は出張が多くて1人になりがち。
「自由にできていいじゃない」と思われるかもしれない、
「甘い」「じゃあやめれば?別れれば?」と言われるかもしれない、
「私なら無理ー」と言われるかもしれない、
色々疲れてしまい、張り詰めていた糸がプツンと切れた日がありました。
※私の視点100%で精神面の変化を書いていきます。
はずれくじ、可哀そうな旦那さん、言われてもおかしくない内容です。


堕ちたきっかけは?

月の半分出張の夫が、ある時2カ月近い出張に行きました。
(2カ月中、5日ほど帰ってきた。)
「この出張が終わったら、落ち着くよ」という言葉を信じて
2カ月、私なりに充実させて乗り切り、彼が帰って来たのですが・・・
家で寝て、家で夕飯を食べて、家から仕事に行く
当たり前の幸せを噛み締めていた5日間に、翌週の出張が決まりました。
私にとって追い打ちになったのは、
翌週の出張先から「来週から〇〇に出張になった」という連絡でした。
その瞬間、プツンと張り詰めていた糸が切れ、涙が止まらない・・・状態に・・・

異変に気付いた

「やっぱり信じるんじゃなかった」
「2カ月乗り越えた後だから一緒にいれると思ってたのに」
「裏切られた」という気持ちで頭がいっぱいに。
夜散々泣いたのに、翌日もまだ涙が出る。
何もかもが嫌になって、また涙が出る・・・。
考え方が変、涙が出る、夜が眠れない、これはやばいな、と。

この時、結婚1年をちょうど過ぎた頃で
「一緒にいるために結婚したのに・・・」
という想いがかなり強かったです。(強すぎたのかもしれません)
被害者意識と言われるかもしれませんが、
自分の力ではどうにもならないことに対して
途方に暮れることしかできませんでした。

今なら夫を責めてもしょうがないと冷静に思えるのですが
当時はいっぱいいっぱいで辛い気持ちが先行していました。

オンラインカウンセリングを利用

誰かに相談したいけどできない・・・
したところで「私なら無理ー」という言葉が怖かったんです。
なぜか私、不安定になっている時にこの言葉を聞くとキツいんです。。

ということで、
カウンセリングに全く抵抗がないこともあって
迷わずオンラインで受けられるカウンセリングを探しました。
(変だなぁ、を見て見ぬ振りした結果行きつく先を経験したことがあるので…)

様々なサービスがあるのですが、登録されている先生の数も多く
分野も幅広かったため、
にしました。

すぐに登録し、良さそうな先生を見つけて予約しました。

表面の感情

先生はまず、表面の感情を吐き出させてくれました。

-----悲しくて寂しくて途方に暮れてるし
これから先も続くのなら近くにいるために結婚したのに、
結婚した意味があるか分からない-----

そして、この寂しい気持ちを
「寂しいからダメ」「寂しいと思うなんでダメな嫁」と否定するのではなく
まずは受け入れてあよう、とアドバイスいただきました。
先生から、一緒にいるために結婚したのに寂しいね、と言われ
はじめてこの気持ちが肯定されたような気がしました。
心の傷を癒すカウンセリング366日

西尾 和美 (著)
出版社: 講談社 (1998/10/20)

事実と気持ちを分ける

次に深い部分に潜む感情を探っていきました。
先生が質問しながら見つける手助けをしてくれるので、
嫌でもたどり着いてしましました(笑)

私の場合、「恐れ」と「自信のなさ」がそこにはあり
とにかく不安でいっぱいでした。

そこでそのたくさんの不安はどこからくるの?
事実として存在するものはどれ?
事実として彼はあなたにどんな風に接してくれてるの?

【作られた不安】と【事実】を分ける作業です。

このカウンセリングから半年ほどたった後、
自分の心にある「見捨てられ不安」という根本的な問題に気づいたのですが
今思うと先生は気づいていたようでした。
(当時の私は必死に否定してたけど、あとから見ると一目瞭然な気が笑)
パワーバランスが【不安】>【実際の彼の言動】
となっていることから、
私の場合、彼の愛情を受け取れていないんじゃない?
受け取り方が分からないんじゃない?
という課題が見えてきました。

人によって不安の中身はそれぞれですよね。
1人で生活しなければならない不安
将来への不安、1人でしかも海外で子供を見る不安
外に出るのが億劫、言葉への不安

先生から教えてもらった対処法

・感情を受け入れる
「出張ばかりで寂しい」「家にいない日ばかりで寂しい」
好きだから、好きな人と一緒にいれないから、寂しいのは当たり前。

・彼の愛情を受け取る
現状たくさんもらってるのに受け取れていないことが多い
「自分なんかが」「自分なんて」とならず、素直に受け取ろう
彼がどんなことをしてくれたか、書き出してみるといい

・不安になった時は事実にフォーカスをあてる
彼がそばにいない日々、不安で覆われたら「事実」を見よう。
これはどんな不安にも対応できるので、おすすめ。

カウンセリング後

とにかくスッキリしました。
今回具体的な対策方法が知りたかったので
「話を聞いてもらって共感が欲しい」訳ではないと予め先生に伝えました。
なので話を肯定してくれつつも、
自分で歪みに気づけるようにな質問をしてくれたことで
今どんな状態にあるのかを気づくことができました。
気づくことで対策ができます。

また、当時藁にも縋る思いでカウンセリングを受けたので
 ・辛くなったらメモを見る
 ・もっと辛かったらまた話を聞いてもらえばいいじゃん
と、引き出しが1つ増えたことで、安心感が生まれました。

正直、他の夫婦を見ると羨ましいです。
平日から2人で飲んでる写真を見るとかなりダメージ受けますし、
ただの愚痴にさえ羨ましく感じるものです。

しかし・・・悲しいことに、
他を羨んだところで、自分の力ではどうにもならない問題なんですよね。
なんとかしようとして苦しむか、
現実を受け入れ、感情を受け入れ、上手に付き合っていくか・・・
私はカウンセリングを受けることで、凝り固まっていた考え方の歪みに築き
苦しまずに過ごすヒントをもらいました。

人生を変える 記録の力
メンタリストDaiGo (著)
出版社:実務教育出版 (2019/9/19)

QooQ