【読書】夫のトリセツを読んでみた

2020年2月18日火曜日

読書

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出張が多く留守にしがちな夫。(夫の出張と向き合うシリーズまとめ
だからこそ余計に「やっぱり家って落ち着く」って思ってもらいたいのに
どうしてもぶつかってしまう・・・・

そんな時手に取った「夫のトリセツ」。
(本の名前が苦手で読むのを一瞬躊躇しましたがエイヤー!)
海外在住なので知らなかったのですが、
脳科学者の書いた本ということで結構話題になったようです。
男女の違いについて知識がある方にはとっては、
ちょっと新鮮味のない本かもしれませんが
私にとっては、普段読んでいる国際政治やビジネス書には書いていない
「なるほど!そういうことか!」がぎっしり詰まった本でした。

海外在住でも読めるKindle

海外在住者の強い味方電子書籍。(飛ばしてくださいw)
15年前、はじめて海外で過ごしたあの頃は
・日本の家族に送ってもらう
・日本の本取り扱い書店で日本の倍近くの値段で買う
・古本屋で買う(日本のように安くないです...)
くらいしか術がなかったのですが
(とはいえ、首都に行けば世界の中古本が売られていてラッキーでした)
今は電子書籍で手軽に読める時代になりましたね。
紙がいいだとか、言ってられません(笑)
読めるだけでありがたい、しかも荷物が増えない・・・!

ちなみにkindleの電子書籍リーダーがなくても
スマホやタブレット、PCがあればアプリを入れて本を購入するだけで
kindleの電子書籍が読めます。
(私は書籍リーダー・ipad・PCにkindleアプリを入れてます)


「ほぇ、ほぇほぇぴ~?」

男性はおしゃべりが苦手というのはよく聞く話ですが
私には具体的にどう苦手かまでは理解できていなかったので
なるほど!とうなずけるものでした。

男は狩りに出かけ、誰かと狩りの間おしゃべりをすると命の危険があった
だから30秒で糸口がつかめないような会話は
3分を過ぎると自動的にインプットをやめてしまう、とのことでした。

インプットをやめた脳は言葉をキャッチできず
「ぽえぽえぴー?」
と聞こえるため、返事も「は?」「え?」「何て?」と・・・

ほう・・・(思い当たる節が)

この本のいいところはこれで終わらず、
妻の声がモスキート音(インプットをやめぽえぽえぴーに聞こえる)のは、
夫として妻を危険から守るために脳がフル回転している証拠、
と置き換えてくれるので
イライラを「前向き」変えてくれる仕組みになってます。

分からないと愛がない感じ、分かると愛おしく感じる

「知ってる」と「知らない」の差はここまで大きいか、というのが率直な感想です。

恥ずかしながら好きな相手のためなら〇〇するんじゃ?
とサプライズを求めたり、共感を求めたり、
気にかけてくれるよう求めたりしていたのですが・・・
読み終わったあと、その考え方を改めました。

決まり事を忠実に守ってくれることこそ、彼の愛情だと知ったからです。

この本を読みながら彼の行動を思い浮かべてみると
思い当たる節が多く(THE男な夫なので)、より愛おしく感じています。

もしまだ、この手の本を読んだことがなくて
夫との生活に「あれ?」と思うことがある人がいたら
是非とも手に取っていただきたい一冊です。

夫のトリセツ

黒川 伊保子 (著)
出版社:講談社 (2019/10/19)




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