まず最初に、誰だ!!!使えないテキストって言ったやつは!(叫)
中級タイ語総合読本を再び手に入れ、改めて勉強してみました。
一言で感想を言うなら、「使用目的さえ見誤らなければ
自分のタイ語を1歩ステップアップさせられるテキスト」だと思います!
中級タイ語学習者向けのテキストが少ない
入門~初級のタイ語テキストの豊富さに比べ、
中級以上のテキストは「中級タイ語総合読本」「タイ語上級講座 読解と作文」
この2冊以外、なかなか名が上がらないのが現状です。
よって、中級になると上2冊に加え
日本語で書かれたテキストは諦め、英語のテキストを進める
NewsやTwitterを使って単語を広げていく、
タイ語の本ブログなどの記事を読むなど
様々な工夫をしながら勉強を続けていくことになります。
リーディング力強化にフォーカスする
このテキストを買うか悩んでいる全ての学習者に伝えたいことがあります。
「楽しい面白い!」というより
文語の用法を知り、タイの文化を深める、そんな1冊なので
人によっては「面白くない」「眠たい」「興味が持てない」と思うかもしれません。
タイ文化を知ることが楽しくて仕方ない私でさえ、途中眠くなりましたから(笑)
しかし、テキストを進めていくうちに分かったのは
「書き言葉とはなんぞや」でした。
タイ語の文語・口語、
フォーマル表現・カジュアル表現と違いが存在します。
入門~初級テキストには、口語的な表現が多く見受けられるのですが
口語的な表現でタイ語の文章を書くと
当たり前ですが知的には見えないのです。
(日本語も同じですよね。
友達とのLINEで使う文体で記事は書けないですから笑)
そんな、タイ語で書かれた文章を理解する第一歩として
こちらのテキストが役に立ってきます。
望めない効果
単刀直入に、日常会話で使う口語習得は難しいと思います。
各課、会話セクションも掲載されているのですが
やはり教科書的な形式ばった会話文なので
口語表現を学びたい人にとっては物足りないことが予想されます。
また、タイ語ができる友人・タイ人の友達に
「こんな単語(日常会話では)使わない」
と言われることがあると思います。
そんな時は「ニュースでは出てくる表現?」
「新聞や本ではどう?」と聞いてみてください。
「出てこない」と言われたら
ぜひ、現在使われている表現を聞いてみてください。
そして覚えましょう。
言葉は生きているので。